2020年1月28日火曜日

あれから

歯医者に言われて禁煙してたのね1ヶ月ほど。
うんで禁煙明けたら紙のタバコが不味くて、気持ち悪くなるし、頭くらくらするしで吸えなかったからプルームテックだけ吸ってたんだよね、食後のご褒美的に。でも「そんなはずない!あんなに美味しかったのに!」って2日に一本位紙のタバコ挑戦してたんだけど不味くて不味くて・・・が本日美味しく吸えるようになりました・・・やめるチャンスをみすみすミス。挑戦すんなよ!って話ね今のご時世w
ということでねヌーです。

去年の暮れに出会ったハンターさんの影響で始めた自由猟、あれから年明けて行きまくっております。年始はだいたい暇なんだけど、今年は異常に暇だからつい、ね。
休みの日に波悪い(サーフィン)、海況悪い(釣り)、スノーハイクも雪がねーとかもあってね。
だって近場でできる最高の暇つぶしだからww
50kmちょい車走らせて、ガソリン代だけで、自然を満喫できるし。ね

どんなことしてんの?って話
勝手に書く。

こいつで
こいつヤマドリを獲りたい。ってだけなんだよね簡単に言うと。
まだ獲れてないんだよね結果を言うとw
てか散弾銃持ってたらすでに2羽は獲れてると思う。。。
銃は面倒だし嫌いだし、こっちは難しいから面白いっつーのもあって自由猟。
獲れなさ過ぎて少し飽きてきたけどw

ちなみに弾はスチールの8mm、鉛は環境によくないのでまだまともな鉄を選択。
鉛のほうが比重があるからパワーあって使いたいけど自主却下。
タングステン試したけど重すぎて調子悪かった。

行ってる格好はハイキングの格好w
でもハイクのようにスピード出して歩かないから2段階位厚着。

instagram(gnuanglingwalker)で確認したら年末から11回も行ってた・・・あほ

でもねはじめは何もわかんなかったのが少しづつわかってきた、行ってるだけあって。
スリングショット(パチンコ)は難しい!につきるな。
散弾銃で一気に何発もドガーンっ!って飛ばす弾、それの一粒をゴムで飛ばしてるだけだもんなw
でも捜索に使う地形図GPSに書き込んだ目撃ポイントから生息場所、生息していそうな場所は理解してきた。
最後の一枚は自信ないけどうんこも見つけられるようになった。
(生息している証拠)
足跡やら
痕跡。

釣りでポイントを探したり、鳥山探したり、水の流れを考えたりするのととても近い。
楽しいな、探すのって。
若い頃東京湾岸でシーバス(スズキ)探して地図に印つけながら移動しては竿を振り、移動しては竿を振り、夜な夜な探しまくってたのを思い出した。
結局釣りもこれもハンティングなんだよな、きのこ探す人も、野鳥をカメラで撮ろうとする人も、「とる」漢字で書くと獲る取る撮る採る捕る録る沢山あるけど深層心理はハンティングなんだろうね、まるっと本能。
そう、本能。結局動物なんだよな人間って。まぁそこに理性が制御があるから人であるけども、どこでバランスとるかはその人次第だからいろんな人がいるんだよね。不倫しちゃうイケメンイクメンとかね。
ん?話それてきたな。
修正。
そうハンティングね。
「釣りのないハイキングは、ワサビのない寿司、愛のないSEX、と同じ。」
釣歩日記より引用 kindle版もあるよ釣歩日記 English→The Angling Walker (笑)
つか、釣りのないハイキングってとこよね。
これが俺には大事でただ歩くのもいいけど、獲物がほしいんだよなぁ、やっぱ。
渓流が禁漁の期間にはちょうど猟期でヤマドリ狙えるという奇跡てきなw
まぁ奇跡の1羽を狙ってる、奇跡のww獲って、食って、毛鉤にして釣って!が目標。
俺的には歩きと獲物のバランスが重要。
獲物だけも楽しいし、歩くだけも楽しいんだけど5:5とか7:3とか3:7とか時には9:1とかそん時の気分でしっくりくるバランスの遊び方できたときは最高なんだよなぁ、まじ。

つーことで最近の鳥探しの散歩を書く。
まず年明けに、歩く9:獲物1の散歩


年末によく行くあたりや栃木まで行ったりして鳥を探したけど出会えなかったので過去に見かけたことあるところに行く。
でもそこは去年の台風の被害で道路が崩落して今も通行止め。
車で行けばさくっと行けるけど今行こうとすると県境の尾根超えて歩いていかなければならない。
人もいなそうだし・・歩くか。つって。
登山道だけでも行けるけどそーすっと少し遠回り、だから林道で行けるところまで行って最短距離でそこへと向かう。
車を止めて、林道、作業道、鹿道、と地形図頼りに歩けそうなところを歩く。
角の立派なオス鹿に遭遇「あいつたくましいなぁ、ここで生きてるんだよな」
とか思ってたら、あ!水汲んでくんの忘れた!と気がつく。
耳をすましながら道なき道を行くとかすかな水音、落石だらけの沢源頭でチロチロと流れとる水を1.5リットルとる。とるトルうるせー!そんなのわかっとる♪あーはん♪


これでどこでも寝られる。

尾根にある登山道に出る、ここからはハイキング。アルプスのような展望はないけど少しひらけてるしそこそこ遠くの山々も見える、人がいないから最高。
冬は空が突き抜けてて気持ちいいよね。
さみぃけど・・
富士山を横目に歩き、県境を超える。
急な破線ルートで谷へと降りる。
目的地付近に到着。
ここに釣りしに来たとき渓流脇をのんきに餌を探すヤマドリに遭遇したことがあった。
しかし鳥の気配なし、問題なし、歩き疲れてやる気なし。
ツェルトを河原に張る。焼く獲物もいないから焚き火する気分でもなく、近場を軽く捜索して諦める。ちなみにファイントラックのツェルト1、中は狭い・・中でギリ着替えられるビビィと認識してます(笑)軽いんだもんこれ、素敵。
飯くらう、雑な飯くらう。
暗くなってきたし寒くなってきたので寝袋に入りながら、読書。
さけるチーズちびちび、ワインちびちびやりながら。
渓流の水音を聞きながら寝る。

翌朝コーヒー インスタントだけどうまい。このために山行く説ある。

この時点で−2℃ 思ったより冷えなかったな、−10℃設定で行ったから。

近場を捜索するも気配がない
時間かかるし戻るかな・・・
もっと探すならもう一泊の準備が必要だったなw

夏だけ思ってたら冬もいるのね、マダニ。
地形図見ながら最短距離で県境向こうの林道を目指して沢降りる。
滝とかあって巻けなかったりしたら戻るかと思いながら。
谷筋の雪が急だとたまに滑ってこえーから
こいつ活躍。ん?エバニューのカタログから姿を消した??まじか・・・もう一個買っとけばよかった・・
↑普段はゴアの靴否定派(渡渉とか濡れたら乾かないから)だけど渡渉しない、少しだけ雪ある、冬、は防寒で履くゴア。もっと寒い時は保温材入履く。


大きな滝もなく安心しながら寒々しい沢を下る。
小滝の下が凍っておる・・
ふぅ、林道に出る。
ここから車まで小一時間か、とヤマドリのこと忘れて歩いていたらバサバサっ!
と林道脇から飛び去るヤマドリ・・・
見えなかったわ・・相当気をつけていないと見えないなあれ・・
その飛びゆく姿は美しかったわぁまじ、尾が長いから火の鳥みたいだわ、色も美しい。
ちなみに尾の長いオスだけ獲ってもよくて、尾のない色の地味なメスは非狩猟鳥。
なんも準備していなかったから何もできず飛ぶ行き先を見逃さないように見ているのがやっとだった。
悔しいというより嬉しかった、居たことが。
その後もう一度遭遇するも発射には至らず・・・
俺が鳥より先に発見しないとだめだな・・・
くぅー!獲りたい!
でもやっと会えた、一歩前進!
会ったポイントをGPSに書き込んでおく、情報を足で集めて蓄積しよう。

と年明けから遊びまくる。
歩いてる時間長くてハイク寄りなバランスだった、次回は獲る寄りで行こう。

その後も飽きずに通うが
残る雪の中痕跡しか探せなかったり

出会える気が全くせず焚き火だけして帰ってきたり
それでも痕跡やら色々収集できてはいるし、コーヒーはうまい。w


そんで一番最近の2日間、暇すぎて2日続けて行く。
日曜日、もうすでに通いなれた道をゆく
車を止めて林道を歩きだすと、??なんか気になるな??林道から川を覗き込むと
バサバサっ!ここにいたか・・・足元に。
自分で集めた情報から下の方にはいない!と勝手に決めつけていた。でも居た、しかもツガイで・・・もちろん撃つ間もなく飛び去る2羽・・くそ・・
あきらめて一番多く目撃、痕跡のあるポイントへ。
このあたりは沢があり、枝沢があり、枯れた枝沢も含める無数に沢がある。
全部探すのは途方もない。(全部探せとある名人は言ってたけど・・)
でもね本流の片側の枝沢達なら林道が沢山それをまたぐので効率を取り最近は主に林道周りのチェックを優先している、それでも遭遇率は上がってる。
そんでいつもここはいそうだよなと思うポイント付近に到着。そこは涸れ沢、低木、ヤブ、シダ、杉林、ひらけてる、緩やかな一部の斜面、と俺の思う大事な要素が全部詰まっている所。

忍び足で、ときに足を止め耳を澄ます。すぐに撃てる用意をしながら。
すると低木の付近から「クルーッ」っとこもった鳴き声が微かに聞こえた。
いる
ヤマドリだ
いる。
姿勢を低くしてそっと近づくが姿が見えない、けど鳴き声はした、絶対にいる。
動かず様子を見る。
20秒ほど時がかたまる。
一歩踏み出した微かな俺の足音でバサバサッ!何回も聞いたヤマドリの逃げるときの独特な羽音・・・
沢側に飛んで行った・・オス・・
その後沢まで斜面を降りて捜索するも
居ず〜っ・・・
諦めて車へ
帰り道、車付近でまた気になったので林道から川側を撃てる準備しつつ覗き込む。居た!ドンピシャで行きに会ったツガイ。
メスは先に飛び立ったがオスがトロトロしている、あーー!撃てる距離!ゴムを最大限まで引くが木々が邪魔で獲物の大部分を隠している。撃てない、撃っても当たるはずがない・・・
飛んで行くオス・・・対岸へ。
対岸に渡って捜索するも
居ず〜っ・・・チーン。
でも何なんだろうねこの気になる、見る、そこにいる。
ほんと第六感ってあるんだろうね、一日に二度もだもん。
犬を使わない半端なお遊びハンティングの俺には聴覚、視覚、第六感しか頼れない。
うーんむずいね。
沈む夕日に飛行機雲・・・チーン・・


そして翌日
いつもは昼前位から歩き探し始めるけど時間をずらして少し早めに始める。
同じ時間に続けて同じ猟場に入るな、NZで覚えた掟。
前日見たツガイは姿を見せなかった。
よく見かけるポイントより少し下流側からいつもより真剣に捜索。
時間が早いということは朝イチ沢を飛んで降りてきて、沢沿いに上っていくと言うヤマドリ達の習性から言うといつもの時間帯より早いからいつもより下にいるだろうと予測。
予想通りいつもより下にいたけどかなりの距離から気が付かれ逃げられた。
くっそっ。
もっと上にも違う個体がいたからそっちに狙いを変えて上へ上へ。
とある場所までくると林業関係者の車が・・・
そこは林道が3つに分かれるところ
まっすぐと右側はいつも捜索している所。
じゃ左行ってみるか・・・
雪が残る左側に新しい足跡はない。まいっかこっちで。
人を避けた判断。相模湾のマグロを追いかけて人を避けるとだいたいハマって釣果が出ないのを思い出した・・・はまるのか?まいいか
新規開拓。
とある涸れ沢付近で2羽発見。というか逃げられて気がついた。メス2羽。
こっちにメス2羽あっちににオス2羽、いつ出会うんだろう・・・出会えるんだろうか・・
下の奴らはもう出会ってたのに・・
おーい!自分のこと心配しなさい!とヤマドリたちに言われた気がするww

地形図みて緩やかそうなところを降りて下の林道に出る。このオフトレイル、バリエーションルート感も少し楽しい。

けどこんなとこや手足使う岩場とか結構危ないとこもある。
この間いつも釣り歩き遊び一緒にする才能の塊男に言われた「次、日高(北海道)とかソロで行ったら、ヌーさん死にそう、そろそろ。」と山で不可抗力はつきもの、落石、土砂崩れとかとか、そこにいる時間、回数によるリスクの増加からくる一言。
気をつけよう・・・まだ死ねねぇしな。

しつこく探すがなんか疲れて歩けない。そうだ飯くってねーや。
ハイキングだと大体決まって休憩時に何かしら食べるからシャリバテしたことないんだけど、ヤマドリは止まったり歩いたり、耳すましたり、ちゃんとした休憩が少なくてバテたんだな。おにぎり食ってあるき出す。
がどこにもいない。
はぁ、けーるか・・・

獲れてないけどこの二日間で同じ個体だと思われるのを引いて5羽に出会った、すごいな、去年の年末から見たら。がんばろ・・
来月2/15で猟期終わっちゃうんだよね・・・今年中に・・・

そうそう全然関係ないけど
これ無印のウールT、最近よくお山で着てます。
もはやこれでよくない??安いし、ぜんぜんOKだし。

というヤマドリ日記でしたとさ。