2019年6月9日日曜日

ボートトリップ インドネシア

ヌーです。そーです、ヌーです。

つーことでね、山と釣りの話が多いけどサーフィンも大好きなんだよね俺。
でインドネシアにサーフィンしに行ってきたのでそのお話をば

今年のはじめにサーフィンのパイセンアニキOさんに声をかけられた
「インドネシアのS島にサーフィンしに行かない?ボートで寝泊まり、波乗りまくり、人いない。しかもプロのカメラマンに写真を撮ってもらえるんだけど・・釣りもできるよ。多分俺このトリップが年齢的にガチなの最後かもだし・・」つって、なかば無理やりw
はじめはお値段と知らない人達と船上で6泊ってのが引っかかって断ったんだよね、だって最近の旅は人のいない所ばかり行ってたから人の絡む旅に気が乗らなかった。でもOさんの押しに負けて行くことにした、この人とサーフトリップへ行って損した事が一度もないっつーのも決めてだった。

行くと決めたらトレーニング!ゴムのチューブを引っ張ってパドリング強化。2ヶ月前から。これやるとやらないのとではまるっきり違うんだよね、たかが数分で終わるこれで。
今まではトリップ前に必ずやってたんだけど前回の台湾はやらずに行った、そんでやられたw 反省を活かし今回はやる。だってねぇ、楽しみたいじゃんね?せっかく行くんだから。

肩周りだけのトレーニングの為、お腹についた脂肪はとれぬまま出発の日が来るw
昼前に飛んで夕方バリに到着、ここで同乗する皆さんと初対面。お迎えの車に乗りホテルへ。その後皆で晩飯、街に繰り出す。車とバイクと騒音がアジアアジアあああああ・・・少しきついなぁ、最近は山奥や辺境にしか行っていなかったもんでw
中華を食いながら自己紹介兼ねて色々お話、実質的リーダーで波情報サイトを経営してるKさん、トレーニング機器など販売してるIさん、四国のハードコアサーファーYさん、イケメン美容師サーファーNさん、紅一点鎌倉サーファーAさん、俺のパイセンのOさん、フォトグラファーのNobuさん、俺の8人。(許可もらってないのでイニシャルw)
やっぱり皆さんサーフィンが絶対に上手い・・・話の内容でわかっちまう・・・やべーな多分俺一番下手なやつだなこれ・・・
まあいい、そうとわかれば変なプレシャーはゼロだわ、逆に楽しめそうだ♪
皆さん旅慣れてるし、サーファー旅人特有のオープンマインド、楽しめそう♪


翌日出発は昼、それまで時間があるのでやる気があればここバリ島でサーフィンできる。
朝クタビーチまで波チェック兼ねて散歩。こっちではジャランジャランて言うんだってさ、散歩。波はない、人は多い、波乗りする気も起きない、だってこの先やりまくれるんだもんねw


国内線でS島へ。そんで迎えの車で港へ。やっぱりツアーは楽だなぁ、無駄がない。
OMツアーさんありがとうございます。

ビーチから小舟で船に乗り込む。
船旅が始まる。

エンジン+帆で進む船の高い所で海風浴びながらビンタンビール。
操船するわけでもねーのにすでに気分はウィル・ターナーw
海に夕日が沈んで行く。ちなみ7ノットから9ノット?位のスピード、まあまあ遅めww
ここから15時間位でサーフィンのポイントに着く、はい寝ます。
これが船、この船にさらに小舟が積んである。
で寝室。




キャプテン、シェフ、クルー、ガイド、至れり尽くせり。
この先は電波が入らない、入らなくなるギリギリでキングダムの最新号をダウンロードw
ユラリユラリゆられながら眠りにつく。

朝、ポイントにつく。上陸もできるがマラリアも怖いし隣り合う村同士で争いがあるとかないとか、さらにここにサーフキャンプを作ろうとした人がさらし首になったとかないとか、こえーので上陸は控えておこうかなぁww でも多分全然平気ぽい、空気が平和だもんここww

早速サーフィン、水が温かく久々に海パンとタッパーで入水。海パンサーフ最高!!
ロータイド時にサイズは頭くらいかな、ロータイド付近がいいらしい、この日は朝5時半がロータイド。
水深もあり危なくないポイントだ。ここがメインポイントらしい、条件が揃えばリーフに沿って海から岸を見て右に向かい(ライトの波って言う、反対はレフト)波が長ーく割れるポイント。
でも波よくないなぁ・・・風も良くないし、うねりも強くない・・・しょぼいの数本乗って、船に上がりプラの樽にたんまり入ってる真水を浴びる。
ガイドのフィリップはドイツだかオーストリアだか出身。話してたらどうやら映画「ワイルド」をみてPCTを歩きたいと思ってたらしく、PCTハイカーの俺は興味を持たれたらしいw歩いちゃいなよYOU.
船からサビキでカイワリが釣れる。


夕方同じポイントでまた入るが船が4隻もいる・・・無人が売りじゃーなかったの??
頭サイズはあるがテイクオフしようとすると目の前に人がいると「もしも」があるのでやめちゃう俺はたいして乗れずフラストレーション溜まる一方。KさんIさんはこのポイントは初めてではないようで乗る場所や板の選択を心得ていて結構のってたなぁ・・・やっぱり皆上手だなぁ

昼寝用の風通しのいいところで朝まで寝てしまう。

翌日 朝イチたまーの肩サイズの波。
この先スウェルは落ち着いていく予報、最終日あたりに上がってきそうだという天気予報。今日から数日はあんまり波は大きくはならないだろう。話せば話すほどハードコアサーファーだとわかる皆さんは大きい波(トリプル位)に乗りたいみたいでそれ用の板も持ち込んでる、俺はダブルまでなら波質にもよるけど行けると思ってて、それ以上は俺には無理な波だと今の所思っているので板も一本しか持ってきていない。壊れたとき用にリペア用のガラスクロスと樹脂は持ってきてるけども・・荷物をフォトグラファーのNobuさんに「えっ!?一本!?」って見られたけどもww
「トリプル無理・・」とか思ってんの多分俺だけ(笑)
波ない波ない言ってもインドネシアの波ないはだいたい胸肩はあるのでとりあえず海へドッボーン。まぁいいかの波に人が沢山・・・(泣)
海からあがって着替える、半パンでノーパン、Tシャツ。
そう、海での生活はほぼノーパンなんだ俺。オーストラリアにワーホリで行ってたときはほぼ毎日ノーパンだった、だって最低一日2ラウンドサーフィン、多いときは3ラウンド、海パンしか履いてねーんだもん。しかも裸足wスーパーへの買い物も裸足、だいたい皆裸足、そんな所に住んでいた。(バイロンベイ)
シャワーは浜辺、気が向いたときお家でちゃんとシャワーするなんて生活。
その生活を今ここでまたしている、海パン生活は何かを解放させるw最&高!

朝やってから母船ごと大移動、1時間ほど走ると他のポイントがあって風がこの先合いそうだということでトローリングしながら移動。
NO FISH のまま到着(笑)釣り人の本能が「うーん、今回釣りの方は厳しいかもな」と俺に告げる・・

ポイントにつくと船が一隻・・・今朝同じところにいた船だ。
今朝の人の多さとマナー、ホントかどうかしんないけど最近浜にワニが海を渡って来ているからゲストたちに伝えたのか?とかガイドのフィリップが小舟で近づいてきたもう1隻の船のガイドと半分口論・・・おいおいやめてくれ、俺らはそういうのから逃れてここに来てんだ・・・
小舟が戻ると今度はフィリップが小舟に乗りその船へと向かう。
その後ろ姿はほぼジャック・スパロウww 殴り合いだけはやめてね・・
気になってその船の方を見てると目のいい俺は、両手を広げ半分喧嘩のフィリップが見えた・・やめなさいよ・・数分後ガイド同士が抱き合ってるのが見えたww
一件落着。
フィリップはゲストの安全と皆に気持ちよくサーフィンしてもらいたい気持ちが強くてこうなったんだなぁ、ほんといいやつだ。ありがとね。

小舟に乗り込みライトのポイントに行くが風が合わず波はぐちゃぐちゃ、しかも超浅ぇー 途中で乗るのやめないと板と体を傷つけるタイプのポイント、こわっww
浜辺に牛だかバッファローだかの家族が散歩していた、呑気w なんか いい。

母船に戻るとKさんと小舟で釣りに。Kさんはガチタックル持ち込んでた、カーペンターにソルティガ、ルアーは20cm。この人がいてくれてまじ良かった、釣りがガチでできる! 岬の先端近くに少し離れてバスケコート位の磯がある、その周りは潮も流れていて、GTがいるならここだな・・ってポイント。


Kさんの投げたポッパーの後ろでもじった!くえっ!・・・くわーず・・
その後は沈黙。俺はというと、ジグで底を探ると一瞬乗ったけどすぐバレてしまった。
うーん、きびしい。母船に戻ると皆から「刺し身は?刺し身は?」と・・・
釣りってなんですかぁ?僕らクルージング楽しかったなぁ・・・しらを切るとはこのこと

釣りをしている間レフトのポイントに入っていたアニキOさんが「いやーっ!最高だったぜ!」と・・・明日朝入るかww 
ワニ話のせいで勝手にここをワニーズライト、レフトと呼ぶことにした
最高シェフの最高の飯のあと月が出るまでの最高の星空を楽しむ。

翌朝
朝イチなかなか楽しいレフトのあと浅めのライトへ。
前回とは違い風も潮もよく超ファンウェーブ、ここはもっとうねりが上がるとグリグリのバキバキのヤバヤバらしい。



同じ船の仲間達だけで波乗りWooHooo!!
これがしたいのですww最高。

母船で昼飯食ってまったりしてると沖で鳥山発生!
すぐにKさんと小舟に乗り込むw
ちっさいカツオ・・・・のみww


夕方のロータイドにレフトへ
こちらもまたまたスーパーファンウェーブ 最の高!







そりゃー顔もこーなる。
つか撮ってもらった写真のほとんどがニヤニヤ笑ってる、そりゃーそうなる、だって最高だからww
心配なのは口論により疲れ果て風引いたフィリップと腰痛発症のイケメン美容師Nさん、二人に俺愛用のイブプロフェンを渡す・・早くよくなって!

翌日朝イチメインポイントへ母船で移動。
クルーが2kgくらいのカツオやらアオリイカやら釣る。
それはこうなったり



 
こーなったり

ちなみ俺の釣った小さいカツオは・・・
寂しげな量ww
シェフのおかげで野菜もフルーツも食事も日本にいるときよりもクオリティも栄養バランスもいい。健康体なう。
ちなみ朝は
パンにヌテラとバナナ、インドネシアコーヒー。これ以上ない最高の組み合わせw
なに?この生活ww
波乗り上がってすぐ竿ふって、飯食って寝て。空き時間がないお(笑)
遊びすぎだおww
寝室の20cm位の丸窓から心地よい風と星が。

翌朝
釣りしたことないフィリップが何かかけたらしいけど「根掛かりかな?うごかないよ」
と 竿を受け取り俺が巻くと根掛かり??あれ今うごいた??少しだけ巻けるな・・
半信半疑だけど魚だともったいないから慎重に慎重に巻くとなんと2kgくらいのカツオ。
安物パックロッドにナイロン3号にジグww
ビギナーズラックってこわいよ〜w ファーストフィッシュおめでとうフィリップ!
風邪も良くなったみたいだし、Nさんの腰もよくなったみたいだし、なんかいいね!!

昼飯後ワニーズレフトへ大移動。
着替えを盗撮されるw ちなみ右の開いてる天窓的なのの下が俺のベッドなのでここで毎回着替えて脱いだのをここから放り投げてた。
くぅーーーーーーー! いい波!
他の船もいるけど皆いい感じで乗れてるし、笑顔がこぼれている。

波乗り後Kさんに「なにやってるの!釣り行くよ!」といわれwwトローリングへ
Kさんがイケカツオをあげる。 

うねりも上がるという予報のためメインのポイントへ大移動。


海を見るといままでより確実にうねりが大きくなっている!!しかも俺が恐怖を感じない程度にw やっほーーーい(大波希望の皆様すんませんm(_ _)m)
セットはダブルあるかな、



しかも人も少ないほぼ俺らのみ。

セットの一発目をOさんが!二発目をおれが、これが超ロングライド、乗ってる途中で「あんまし乗ると帰りめんどくせーぞ!」とOさん
そこから少し乗ってプルアウト 遠ーーーくに波待ちしてる皆が小さく見えるw
二人してラインナップへもどる
途中2度ほど休憩しながら(笑) どんだけ長く乗れんだよ!最高かよ!
そりゃ顔もこーなる
皆最高!



最終日にうねりもそれなりに上がってくれて「終わりよければ、全てよし!」的な、ね。

とにかく最高の日々を送ることができた
同乗した先輩方はこんな年のとり方していこう!と素直に思える人たちばかりだったし
Nobuさんはすごくきれいな写真をとってくれるし
クルーは最高だし
シェフも最高だし
ガイドも最高だし
はじめは乗る気全然なかったのに、来てよかったわーー!まじ。
やっぱOさんとサーフトリップは外さないww
Oさん「おれさぁ年齢的に・・・最後」とかいってたくせに「次のために板作ろう!」とか言ってるけども・・・また行く気まんまん(笑)
俺もまたいきたいな〜
同乗したみなさん、Nobuさん、フィリップ、クルー、OMツアーさん
ありがとうございました!!

いやー遊びまくったわ・・・ww

ちなみバリ島とかで波乗り写真撮ってもらいたい方は
Nobu Fuku って検索してみたらいいよー 最高の写真撮ってくれます!