2015年3月29日日曜日

4〜5日目


ツェルトからの眺め

起きて この景色 やばくない?気分はロビンソン・クルーソーかフローネ

またまた天気が良くないね
まだ寝てる人が多い中一人起き出し
コーヒー飲んでスニッカーズで目を覚ます

そして潮の上げている ビーチに向かい一人キャスト
ラパラ カウントダウン7cmをぶん投げる
一投目・・・シューーーーーーーーッ ポチャーン。
リールを巻き始める
ググググっ!
えーーーーーーーーーーっ!
なんなの西表!?
小気味よい引きで上がってきたのはガーラ(ヒラアジ系総称)

一投目で・・・ね
その後沈黙
こいつはその後 刺し身でいただいた
アジは間違いないです うまい


皆で飯を食べる
作ってもらったり
頂いてばかりなので俺の沢山余った食料を年貢におさめる
感謝

皆で食べるご飯はおいしいです。

その後
ある人は食料調達兼探検へ
ある人は水汲み兼探検へ
ある人は釣りへ
ある人は魚突きへ

この日干潮は4時頃 ということは 集落へ行くには2〜3時頃から向かえば潮も引き始め簡単に行けそう 上げてる時間なら泳がないといけない・・・
そしてそこの集落からバスが使える集落までは船 そこからバスに乗り石垣島へのフェリーの出る港へ
というのが帰る方法
でもねバスが一日4本!船と時間がリンクしてるはずもなく
2〜3時から出て乗れる最終の船に乗っても バスには乗れないと言うことが判明
OKまた自然に合わせるのね・・・
とりあえず3時に出て 船でバスの乗れる集落まで行くことにする
パッキングを済まして焚き火にあたってると
釣りをしていた猛者一人がクロダイを片手に帰ってくる
パッキングした竿を取り出し釣り始める俺・・・だって羨ましかったんだもんクロダイ
時間ギリギリまで釣るが 俺の竿はいっこうに曲がらない まっすぐな男。けっ!

時間がきたので出発
皆と別れ一人歩き始める
すぐに人の住む世界へ戻ってしまう


船を待つ間にイノシシカレーなるものを食べ携帯使えるので民宿予約
そして船に乗り 裸で生活するオジサンの住む島を横目にもっと人の世界へ
民宿に入り 塩と砂で汚れたものを洗濯 釣り道具もね
夕食に出てきたものを教えてもらいながら食す
ほぼ山に生えていたやつだ・・・
魚は釣れるし
草は食えるし
知識があれば この残された大自然は自然の食料庫だ まさに。
コメと調味料あれば生きていける
自給自足していたおじいさんが居たのも納得できる
それができたのも 自然が残っているから
そんな自然に感謝です
てか 残っていればできるんだよね
残っていればね・・・自然。


だから↑こう言うこと平気でしちゃう人とか(もちろん拾いましたよ)
感謝もせず 
食い切れないのに沢山の数を 取る採る捕るを自慢だけしたい人 
いわゆる節度のない人やモラルのない人
そんな人が入っては、来てはいけない場所だと思った
まあ奥地へは知識や経験がないとどうせ行けねーけどね

そんな大自然を離れ 翌日バスで石垣島へのフェリーの出る港へ
近くに住む歩き始める前にお世話になったローカルの人の家へ泡盛片手にご挨拶
預けていた荷物を受け取り
しばし釣り話

フェリーの時間がきたので お礼を言い お別れ
またくるからねーーーーー!
西表ともお別れ
またくるからねーーーーー!
観光の女の人が皆キレイに見えるのは 野生時間を過ごして飢えているためなのか?
なんなのか?狂ってるのか?俺

携帯の電波が入った時点でお仕事催促メールがきていたので 与那国カジキは今回おあずけ(T_T)

ハイキングよりも少しだけサバイバル寄りなこんな遊びもすげー楽しかった
外遊びサイコーーーーーーーーーーーーーーーっ!

仕事が入んなきゃもう少し楽しみたかった
だって 俺のいる間だけ天気が・・・いなくなる日からずーっと夏日予報でやんの
けっ(・へ・)

帰りの飛行機で初めての青空

まーしゃーないか

という 西表日記でした

 



3日目

はい ども

ヌち曜日に
ブログ書く
寂しいヌーです。

ドラえも~ん 彼女だしてー!
てってけ てって てーててー♪
「どこでも彼女〜♪・・またの名をテンガ♪(同じ口調で)」

はい すぐ下衆につなげるから 彼女できないんだね
あはははっ\(^o^)/

ということでね
3日目

昨晩 真夜中 
「サクッ サクッ フッフッ」と足音と鼻息
「うっせーなー!」と大声でどかす

朝起きて見てみると

イノシシの足跡 うまそ・・・

出発の日に風裏になるからこの浜を選んで進んできたのに
風がトリッキーに向きを変える・・・
そして若干強い風 天気もイマイチ
海岸線をグルッと回ろうとしていたけど 波が上がるとやべーなーと感じ
今日は山を歩き 島の反対側へ行く! に 決定

コーヒー 朝飯 ダラダラと用意を済ませ 
きれいな水汲んでから(沢沿いを行くので水はあるけど きれいなのが欲しかった)
山装備に着替えて
浜を出る


こんな沢の横とか

ボーボーとかヌプヌプとか

ニュージーランド テ アラロアの北の方にくりそっつ

しばしNZ思い出し脳内トリップ

立派な木 ナフ リスペック


川の感じもNZそっくり




テープとかで印はうってあるが 簡単に迷えそう(-_-)

島の反対側へと流れ出る川に出てそこを下っていく

川が大きく広くなる
河口に海に近い証

でもね もう 進めません はい 勧めません。
水深が・・・

現在昼 潮が引き始めるまで待つかな 待つの嫌いだけど・・
自然には勝てないのねん
水は思っていたより 少しだけ冷たい 晴れてりゃちょうどいいものの
曇り どっよーん
温かい茶〜入れてゆっくり昼飯食いながら 待つ 告られるのを・・ぽっ(*´ω`*)


目ん玉寄り過ぎなかわいい魚 てか ひれがほぼ足の機能の 歩く魚を見ながら時間を潰す

2時間もしたら潮も引きはじめ 歩けるように
マングローブの中をザバザバ 歩いて行く



あれ!?あれれー!? 魚が見える!
あー体が勝手に竿を出し 用意を始める・・・

小さめのポッパーをせり出す木を避け アンダーハンドでキャスト!
ポコッ ポコッ♪ どこからともなく魚が湧き出て ルアーの後ろに!
やべーっ!岸までもう1.5m 巻しろがなーい! アクションをこまかくポコポコッ
「がっぼーーーーーーーん」はい 喰ったー!
なかなかのいいファイト 浅瀬のマングローブの根っこに巻かれてしまう
けどね 俺 そこまで歩けるの♡ でゲット
MJ
who's bad♪
いやいや マングローブ ジャックね
釣りたかった魚の一つだ
ありがとーねー リリース。

気を良くして海まで歩く
ビーチに出て海岸歩き
かーらーの
木にぶら下がるブイから山歩き
からの
また海岸へ
あと1時間も歩けば とある集落までつく(船でないと来られない 離れた集落)
そんなところで こちら側へと向かってくるグループが見える
近寄ると 
おおおおおおおおっと! 初日に会った猛者達ではないですかー!
皆はここでキャンプしよーかなーとか 言い出す
じゃー俺も と 言い出す 俺。
皆お家を建てた後 遊びだす
俺は釣り 浅瀬を腰まで浸かりながら沖まで歩くと色の変わる深い所が見える
けど これ以上は・・・断念
腰の深さの所で浸かりながら釣り
ところどころに見えるリーフの際を通すと
ヤマトビー
ミノーで3匹獲得
でも確か・・・黒い点のついてる魚 シガテラ持ってなかってかな~??
シガテラ(神経毒 ドライアイスセンセーションとか嘔吐)をおこす
でも魚に詳しい人もいるから一応持ち帰る

確定できないけど怖いからやめておこうと・・
(刺し身では食えるとの情報を後々知る)まー 触らぬ神に祟りなしです。

ほかの人がとってきたミーバイやらをマース煮したものをいただく
ありがとうございます!
焚き火を囲み 軽く飲む
猛者の作る料理は うまい! 
この人達の遊び方は 本当に楽しい
素敵な大人たちです。

皆寝た後 焚き火を見ながら 釣ったヤマトビーを切り身にして 針に付け 海へぶっこむ
ヤマトビーでヤマトビーが釣れる・・・
あーはーん♪

波音を聞きながら 就寝





2015年3月27日金曜日

2日目

つづきね

朝 今日も天気が悪い(-_-) 俺一人しか居ないビーチ シーーーーン・・・
朝の外コーヒーは本当に う ま い。
 


潮が引くと歩けるリーフの端っこまで行くとそこから水深ががっくーんと下がる
そこから竿を出せば釣れるはず そういうところには魚がいる(^^)
そう考えると 釣りをするにも 歩くにも 干潮時のみ
潮に合わせてしか遊べないのが ここ 西表
地球に自然に合わせて遊ぶ
だから この日は歩かなーい!
釣りをするのです!

でもね 朝はまだ潮が上げている・・・引き始めるのは昼過ぎくらいからかなこの日は

でもね 振りたいの 竿を あたち

昨日のナメた仕掛けからまともな釣り道具にかえ 朝飯後に釣り
今回持ってきたのは悩んだ挙句のこのタックル


ビーチから岩の付近をポッパー(水面をパコパコいわせて魚を釣るルアー)で攻める
細なが~い魚が一投目から水面を飛び出しながら追いかけてくる!
なんなんだ!?西表!
青ヤガラ



2匹釣ったけど刺し身よりフライか煮付けの魚・・めんどくさーい
リリース。

潮が引くまでこいつを投げ込んで ウイスキーを一口
寝てしまうzzz




浜でむき出しのまま寝てたら寒くて起きる
起きたら潮がひいてるじゃーないーの
リーフエッジを攻めるとアタリが早速
色々試して
これでこれ




クチナジ(イソフエフキかな)って魚 一人で食べるには良いサイズ キープする

その後場所をかえ釣ると なかなかの強い引き!!
引き方がタマンって言う魚に似ている 
下に リーフの方に ぐんぐん持って行く 最初に主導権をもって リーフから引き剥がさないとやられるタイプの引きだ
一呼吸遅かった・・・リーフにまかれて ばいばーい・・・
やべー引きだったな(T_T) 逃がした魚はデカイ 

同じ場所で小魚に似せた12cm位のミノーを投げる
着水から巻き始め 2秒後に水面が バシャッ!!
ズバッッ! と合わすと
糸が切れる・・・相当デカイ奴だった・・
悔しい・・・そんでごめんね 魚と海 ルアーを咥えて行っちゃった
そういう魚はルアーを外そうとして いろんなものに体当たりして 取ろうとするらしい
そうすると死んでしまうらしい・・・ごめん・・・デカイ魚 多分平鯵系ぽい
漁師結びの6号リーダーが簡単に切られた

竿を仕舞う。

水を汲みに行き

晩飯を作る



西表の釣りやばいよまじで! 陸から釣ってこの感じ・・・
今までの陸からの釣りで一番生命感に溢れてる!

って 夜は雨

つづく






できたー!!

宣伝!!

「釣歩日記」修正版 完成!!

字を大きく読みやすく

頭に写真4P

地図を入れたり

誤字等なおしたり

読みやすく わかりやすく

なったかな?

結構刷ったので

置いてくれそうな店とかあったら
おせーて下さいませ
m(__)m

と言うことで 2日目以降 後でアップしまーす

2015年3月26日木曜日

ひさっっっさびさのブログです

忘れないで~
わたちのこと
忘れないで~
久々すぎて…

めっきり
もっこり
ノーマルライフ(-.-)
頑張って働いておりました


俺の本「釣歩日記」を編集してくれた小林さんが本を出すらしい(できあがったら紹介をブログにあげまーす)
その本に俺の記事を入れてくれるらしい
西表島で釣る旅日記

※「釣歩日記」 改定ばん てか 修正版
出来上がりました 帰ったら チャッカリアップしまーす

そんな話をいただき 仕事をあけて
いざ 西表島へ
帰りの便を予約せず スカイマークで

まずは隣の島 石垣島へ
仕事で体が疲れていたので
昼頃離陸の夕方着 離島へのフェリーターミナルに近いホテルに1泊

スカイマークに取り上げられた 燃料用アルコール(当たり前だよねデンジャー物だもんね)を買いに行き ふらっと入った古本屋で好きな戸井十月さんの本を発見購入100円(-.-) その後釣具屋で情報収集 が 西表島の情報はほとんど得られず さらに俺が歩く予定の「人のいない辺り」は行ったこともない と(ToT)

飯食って寝る

翌日また昼頃のフェリーで西表島へ
ターミナルで小林さんと合流

飯食って 星砂キャンプ場へ
潮がひいていたので二人で潮干狩り(^^)
つっても砂浜ではなく 潮が引くとむき出しになったリーフの上を歩ける
潮が上げると海水面下に隠れてしまう

貝やらカニやらこの辺は潮干狩りする人結構いるので貝とか少ないと言うが
タカセ貝?やら拾う シャコ貝見つけたけどなんかかわいそうだったので 岩の下へ隠す 見つかるなよーシャコりん。

キャンプ場に戻り だらだらしてると
いつもお世話になってるカリスマとか山やる人なら知らない人はいないカリスマ達のグループがくる
日本アウトドア界の先っちょの人達
猛者達 皆はとある所を攻めにきたらしい 俺は確実にチャレンジしないであろうヤバめ系

皆で晩飯食って 寝る
皆シェルターが色々で面白いタープやらビビィやらハンモックやら

翌日皆と別れ 小林さんと西表島ローカルの猛者の所へ 天候が良かったら船に
乗せてもらう予定だったけど あいにくの風 でもローカル最強説を説く俺は色んな話を根掘り葉掘り 
どんなエキスパートでもローカルにはかなわない そこのことを誰よりも知っている 

「簡単に死んでるからな!自然を
なめてかかるなよ!」と言われ 身が引き締まる
山での遭難は結構あるらしい
道もそんなに良くないし迷いやすいみたいだ

バショウカジキ(メキシコで釣れなかった俺の夢の魚)が少し離れた与那国島で釣れるとも聞いた 余裕があったら行きたいなー あー 行きたい。

皆と別れバスで人の住む地域のきわまで行く

さー!歩くか! 時間は干潮へ向けている まとも歩けるのは平らなリーフが現れる干潮の前後二時間ずつ位か?(大潮時)

現れ始めたリーフの上をばったばたと歩く 人里からドンドン離れて行く

たまに穴あるので常に次の一歩の踏み出すべき所を見定めながら歩く ついでに貝とか探しながら ある程度のスピードで歩いていると チェックできるのは足元先の50cm幅位かな そんな雑な見方でも シャコ貝とかカニやらシャコやら見付けるどんだけ濃いんだよ!西表島

シャコ貝は神々しくて採るのやめる
食料沢山持ってるからわざわざ大事な資源採らなくてもいいかな と
魚は釣って食いますがね(-.-)
釣りのエサ用に数匹シャコを捕っておく
こいつらね 人が舌を使って「コンッ!」
ってやる時の音と似た音を出しながら
強力なハサミみたいので挟もうとしやがる 数回挟まれそうになるが ギリよける 挟まれたらヤバイ ビニール袋に収まる彼ら 

その後またばったばたと歩き始めると
潮溜まり発見 つってもかなりデカイ
15m四方 深さ2m さすが西表島潮溜まりでさえ美しく 魚が沢山泳いでいる
どんだけ簡単に釣れるのか試しに 竿を使わず ルアーを糸に付けただけの手釣りを試みるが そうは甘くない
「釣りたきゃ本気だせ!」と西表島に言われる(-.-)

道具を仕舞い また歩き出すと難所にぶち当たる 潮が引いていてもリーフが切れ歩けなくなり 幅3m位の青暗い深い海の切れ目にぶつかる 
巻くルートが山の中にあると言う情報は知っていたが 面倒くさくて 泳いじまおう!たかが3mだ と 荷物の防水処理にかかるが 何かが引っ掛かって荷物が取り出し辛い その時手が「ん?!」と止まる 
「簡単に死んでるからな!自然をなめてかかるなよ!」
あの言葉を思い出す
あっ やめておこう。 いつもは安全第一の俺が いつもと違う行動に出そうになったのを止めてもらえた

巻き道を探しきた道を戻る
木に吊るされた海で使うブイが入口のサインだ 入口は見つけた
とりあえず入るか 少し手前のビーチで泊まるのかブイの前で一服しながら考える
すると藪の中から声が聞こえてくる
ワンゲルの大学生達が降りてくる
俺ならキャンプでエンダ~♪してしまうかもな女の子達もいる
ワイルドな子達だわー
話を聞くと山に入ってから1時間で出てきたらしい その後リーフが出ていれば目的地のビーチで水場となる沢のある入江まで40分位か 潮が上げきる前には着けると判断 最悪山を抜けたあと潮が上がってても岩の上を歩いていけば暗くなるギリギリ位には行ける と
山装備に変え(山ビルやハブや毒虫がいるので長袖、長ズボン、軍手に)山へ突入 西表の海岸線にはアダンと言う刺さるとイテー植物が大体生えている「簡単には入らせないよ!」と言わんばかりに
そいつらを突っ切り急な斜面を登る
テープで印がついているし 少しの踏み後はある 迷う事はないが あれっ!?
となってテープを探す事は数回あった
(このへんの感覚がないと簡単に迷いそう)
1度稜線らしき所へ出た後 大雨の後は沢になるであろう所を下り 海岸線へ復帰 やべーっ!潮が上げ始めてるー!
深さは膝位か 岩の上歩くよりはマシそうなので 水に浸かるリーフの上を歩く 常に陸へのエスケープルートを探しつつ
ザバザバいいながら歩くと潮がもっと満ちてきてモモ位に…
しゃーない 陸を歩くか(ToT)と岩を登ったり降りたり

入江の浜辺に到着
キレイな沢を発見し水を補給
水場は結構ある

ツェルトを張るがペグはきかない 砂浜だもんね 疲れた体で大きな石を集める

誰もいない浜の風を避けられる岩の陰にキャンプ てかビバーク

いつもの馬鹿なクセが出る
初日に飛ばす 馬鹿なクセ

でも少しだけどんだけ進めるのかわかった まあ 潮次第かな

簡単にラーメンつくって ウイスキーのんで寝る

スルーハイカーらしい歩き方
疲れるが満足感あり
嫌いではない
ある意味変態(/o\)

天気は良くない 曇りたまに小雨 風は少し強い

そんな歩き始めの一日目

とりあえず ここまで