2018年3月27日火曜日

南へ

お久しぶりです、ヌーです。
僕は生きています、死ぬまで生きています。
当たり前の事を偉そうに言ってみます。
なぜか書くことを忘れていたブログを書いてみたりします。
君の事は忘れられないのに…忘れちゃうのねブログ、つって♪

ここ数年恒例になってきた南の島へ行ってきた。
今回狙うはGT(ロウニンアジ)釣り人の夢の魚であり、俺の目標でもある。しかも歩いて行って、陸から獲る!(船にしろって話しあるけど、ハイカーでもある俺はそうしたいのです)なので今回はほぼほぼ釣り話・・・歩いてるし、へばりついたり登ったりもしてるけど・・・まぁ興味ない人も時間潰しにどーぞm(_ _)m

3/17
島に上陸、北海道の日高で途中から合流した「釣歩日記」編集者の相棒と今回も島で合流。
ビスカスが咲き誇ってやがる。
飛行機降りてから見かけるかわいこちゃん達もリゾート服で咲き誇ってやがる。
どーせかんけーねーけど・・・どーせ人のいない所へ行くだけだし・・・おっさんだし・・グスン。

なぜこの日かというと、この日か翌日かな?大潮なのよ。大潮の干潮でないとリーフのエッジに立って釣りすることができない&干潮で出たリーフの上をガシガシ歩ける、干潮じゃないと岩登ったり降りたり、飛んだり跳ねたり、クライミングしたりしなきゃなんだよね。さらーに、4月もいいけど少し暑い、5月は暑いしチケットが高くなる…うんで3月の大潮を選んだわけ。
仕事暇だったら4月もいこうかなぁ(笑)働けっ!って話・・・

羽田の寒さに比べたら雲の泥だけど、暑くはなく歩くにはちょうどいい天候、薄曇り。羽田から大移動のままダイレクトに歩き始める。
さてっ!行くか!と潮が引き始めて歩けるリーフの上をガッシガシ歩く。多分時速4kmちょい位のペース。

時々とる休憩は必ず靴下を脱ぐ、蒸れるとかの次元じゃなく四六時中濡れてるから、マメできないように足に呼吸をさせるw
時々見つける事のできるシャコ貝は獲らず…今年も俺には神々しすぎて獲ることができないw 

干潮は2時半頃。昼過ぎに歩き始めて4時ちょいにはリーフの上が歩きづらくなる、くるぶしより上に水がくるとまあまあ辛くなって脛の深さだと抵抗があって疲れる・・・
この先はリーフが切れ込み泳がないと渡れないポイント、泳ぐのが面倒、もしくはリスク回避したい人はジャングルな山を登りリーフの反対へ行くルートがある。日も傾いてきた。山へ入る直前のビーチで相棒と会議。「進む?やめる?釣りしちゃう?」「釣りしちゃおっか!」(笑)我慢できず。
水は補給してあるし、寝るスペースもある。寝床を作るの怠ってまず竿を取り出すダメ人間二人。
潮があげ始めてるので浅いリーフの上しかルアーは引けないけど、ここは「あそこ」。魚の数が半端ない。ミーバイのチェイス、よくわかんないイサキっぽい魚釣ったあとオニヒラアジがバイト。ドラグもほとんど出ずに二人で食べるのに丁度良いサイズが釣れる
落ちゆく夕日、竿振る相棒。

その間にオニヒラアジをお刺身に。


寝床を作り火を起こす、スピリタスぶっかけて点火w 粉わさびと醤油で。頭と骨はマース煮、海水を真水で割ってアラをぶちこんで煮るだけ。アルファ米と刺身と汁。最高の飯を日暮れとともに。疲れた体に染み込む染み込む。毎度の事のように肉体労働の疲れといきなりのガシガシ歩き、疲れないわけはない。でも釣りは別腹w
たまに頭を出す海ガメを見てると闇に包まれる。口内水割りのスピリタスによる心地よい酔いと疲れの為、波音を聞きながら俊足で寝落ち。

3/18
早朝勝手に目が覚める、自然の中で寝ると何故かそうなる。今日は天気が良さそうだ。
朝マズメは竿を振らずに火を起こしてコーヒーだけ楽しんで出発。
歩いてる最中バナナをみつけたので取って食べたけど、種アリの野生化バナナ。不味い・・・
あれ?あれ?このへんだよなぁ?難所を抜けるルートの山への入り口が見当たらず行っては戻り入り口探す・・・あっ、あった。通りすぎてました。この島は海岸線から山に入ろうとするとアダンと呼ばれるトゲトゲ植物が「お前は入るなっ!」と邪魔をする。ちなみにアダンは食べられる部分が少しある、さらに実はヤシガニのご飯。それはさておきチクチクと刺されながら山に突入、いてーっつーの!急斜面ジャングルを踏み跡追って登る。まぁ経験者ならば迷うことも少ないかな、経験者なら・・・
汗が出て背中がビッショリだが、長袖、長ズボン、グローブはとれない。虫やらハブやらいるかんね。稜線に出ると風があり気持ちいい。下りに入るが疲れてるし、急いではないのでペースが上がらない、つか上げない(笑) 途中顔面に吊り下がってた毛虫が当たりそうになるが瞬時に手で払う。植物、動物、虫やらに詳しい相棒に落ちた毛虫を見せると「あっ、これ毒」・・・グローブさまさま。
海岸線に降りる。そこから目的地まではゆーっくり行っても2時間位。ゆーっくりと行く。
途中で潮が引き始めリーフが顔を出す。ん?我慢?しません。手が勝手にケースから竿を出し始めるw
今回はGT用に300gまで投げられる竿、PE4号270m位巻けるリールと、60gまで、PE3号300m,換スプールにはPE2.5号のオカズ獲り用のタックルとそれなりのルアー達を持ち込んだ(最後にタックルとかギアリスト書くつもり)。GT用のタックルを持ちリーフの際に立ちデカイポッパーやらペンシルを投げ倒す、が反応は無し。重めのジグミノーに変えるとイケカツオが釣れる。アイメークばっちりだが食うとこ少なそうなのでリリース。
その後沈黙。道具をしまい、水場で水を汲み、ベースキャンプを作る。
予定は明日ここから釣具と最低限の荷物だけ持って釣れそうなポイントまで潮の引いてるあいだに歩いて行って引いてるあいだに釣りをしてGT釣って、引いてるあいだに戻ってくる。約四時間の勝負。
とらぬ狸のなんちゃら。

潮の上げたキャンプ前のリーフとビーチの間でカスミアジだかナンヨウカイワリだかを獲りマース煮(こいつは長~いアニサキスがビローンっと二匹出てきた気持ち悪る(笑)、相棒の採ってきた貝のバター&ごまあぶら炒めとアルファ米とパスタ。
フレーズドライのパスタってなかなかウマイのね知んなかった、特にペペロンチーノ。やけに腹へってたのか大食い。スピリタスの口内水割りを一口飲んで雲の隙間から見える星をチラ見しながら眠りにつく。明日は釣れるかなぁ?

早速書いてみたけど、いきなり忙しく仕事してるし、旅の片付けも終わってないので、今日はここまで。
続きはすぐ!そのうち・・たぶん。いや、すぐ書く。
それにしても誰もいないとこ最高だな、まじ。

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