ラッシー、ビリヤニ、チャトゥーニー!
と言うことでね、久しぶりにブログを書いてみる、無駄な長文、狩猟の話。
あ、狩猟を否定する人は俺の顔見てからモノ言ってほしい、「あぁ、しょうがないよね」って思うと思う。縄文なんだもん俺の顔、血。つか皆も元をたどれば…なんだけども…
猟友会の更新、今期の狩猟者登録の手続きしてきた。
まさか狩猟に対してこのしち面倒くさい国、日本で狩猟するとは、まさか猟友会とかいうグループに入るとは思ってもなかったんだよな数年前は。群れるの嫌いだし、何かに所属するの嫌いだし…って生きてきたもんだから。1番は里山に住む事になった、2番は歳とってきてそう言うこだわりが結構薄れてきた、ってのが理由だろうなぁすっと受け入れたの、必要だったのかもとも思う。
ご近所のお世話になってる方が猟友会の人だったってのも運命だったのかもな。
初めてのハンティングは12年前?位にニュジーランドでライフルを使ってのハンティングだった。
テ・アラロアを歩いてたら看板見かけて、興味あったんだよなぁやってみよう、でやったんだっけ。そこで使ったライフルの能力にズルみを感じたんだわ俺。
初めてのライフルはあまりにも簡単に練習で中たるし、実際に獲物の山羊にも簡単に中ったんだよね。これはズルい…と。
獲物を獲るってなると絶対的な力で一撃で一瞬にして命を獲る、苦しめない、と言うのがマナーと言うか心構えと言うか礼儀と言うか、そんなんがあるし俺もそれは凄く分かるしすごく同意する、でも人間は武器に火薬を使うようになってからズレ始めたと思ってる俺はやっぱり弓や槍とかで獲りたい!それをフェアだとかっては思ってはいなくてただの自己満足、エゴなんだけども。
でその山羊の後弓矢で七面鳥獲ったんだよね、そんでやっぱりやるなら弓矢だな…と。
でその後日本国内でハンターとお話する機会があってパチンコ(スリングショット)でヤマドリを追いかけ始めたんだよね。ちなみに日本国内では弓矢での猟は禁止。このパチンコ、法的には自由猟?とか自由猟具?とか呼ばれてて、鉄砲とか網とか罠とかの法定猟具と違い、石を投げる、蹴っ飛ばすと同じで狩猟と認めるほどのことじゃねぇーみたいな存在の道具で獲り方、昭和の子供達の遊び。猟期、場所、獲物の種類と狩猟で守らなきゃいけないルールを守れば誰でも免許もなくできる狩猟。それを狩猟と呼ぶとしたら俺は5年目?6年目?になるな日本での狩猟。山を歩きまくり、スマホのGPSマップがヤマドリの発見場所のマーキングで埋め尽くされるほどになったが数年やってまともに狙って撃てた(中ってない)のはほんとに数回だけ、その難しさが楽しかったし、獲物を探しながらの山歩きも楽しかったからそのままパチンコ猟続けてても良かったんだけど気楽だし、ただ問題なのはパチンコでやってもいいけどパチンコを持ち歩いてると狩猟の法律以外の法律に引っ掛かる「可能性」があるという引っ掛かり。
堂々とやりてぇーなぁ、で結局日本で使える猟具で火薬使わず、弓矢に近い存在の空気銃(エアライフル)を所持することになったんだよね。
でパチンコは、自分の敷地内で堂々とパチンコしてたらコジュケイ獲れてとりあえずの満足。まあ気軽だしこれはこれでやるか、パチンコ、と現在に至る。
エアライフルに関しては日本で銃を所持(空気銃でも装薬銃でも)するには銃刀法やらなんやらで所持許可をとるのは簡単ではない、そしてその所持許可は一丁の銃に対しての1つの許可しか出ない。つまり考えて、考えて、銃をどれにするのか選ばないといけない。だって簡単に買い替えとかできないからね。
そこで最終的に俺が選んだ銃がシャープと言う今は無き国産メーカーのエアライフルのイノバ2と言う軽量モデル。
歩きまわる俺のスタイルには軽量、その場で完結できるポンプ式、高い命中精度、シンプル、と一定のレベルでそれらが揃ってたのがイノバ2だった、そして安い。ただ現在のエアライフルはプレチャージと呼ばれ銃に付くタンクに200気圧以上の空気をためて使う高威力、高性能の銃が主流。俺の銃はその現在の銃に比べたらおもちゃ…プレチャージは100m先の1円玉に弾がまとまり威力も強い、俺のイノバは50mで10円玉、威力もまあまあ弱い…けど自分のスタイルにはやっぱり正解だったと今も思っている。そのうち罠にかかった獲物の止め刺し用に強いエアライフル買おうとは思っているけどイノバ2は使い続けていたいなぁと思っている。
なんかこれイノバ選んじゃうとかもそうだし、多分俺の勝手な哲学が反映されてるんだよなぁ、結局釣りも狩猟もどっかで線引いてるんだよね俺、「遊び」だと思っているからなのか知んないけど釣りは偏光グラスは使わない、使わないと見えない魚は俺の魚じゃない!とか数匹獲ったら満足しちゃうのもそうだし、やり続ければ獲れまくるチャンスだったヒヨドリも数羽でやめちゃうし。マグロとかではない限り道具とかはある程度でなんでもいいし、ボウズも普通に受け入れるし、何百匹とか何頭もとか獲ってる写真みると引いちゃうし、こいつ気持ち悪っ!とさえ思ってしまう。でも獲りたい!と思った獲物はその一匹が獲れるまでしつこい位頑張ってしまう所あったり、自分でもよくわからないんだけどね自分が、まあどっちにしろ俺も獲物殺すんだけど節度?哲学もあるかもだけど性格かもな…多分猟師で食べられる世ならば、または漁師になってたら(なりかけてた)その引いた線は簡単に壊れて獲りまくるんだろうなぁ俺。もしくはその線を壊せないから結局プロの猟師にも漁師にもなっていない説もある。
ただやっぱり今は釣りも銃も引いた線があるのが俺なんだけど最近やっとイノシシが掛かってくれた罠、罠猟にはその線がない事に気がついた。
それは趣味ではなく生活だからなのか?土地が荒らさせる、作物盗られる、マダニ持ってくるとなったらそれは「敵」で殺すのは生活なんだなと。その肉も頂けるし。ちなみに獲物はバットで殴ってから槍で仕留める。
ご近所の先輩猟師の言葉「鉄砲は趣味よ、罠は少し違うから」が理解できた気がする。
まあ、鉄砲が生活の人も場所もあるから一概には言えないし、狩猟や釣りには動物としては矛盾がなくとも偉そうな人間という生き物としては矛盾があるわけで答えなんてないけど、今の俺のスタイルとしてねあくまでも。
罠は「やりたい!」ではなくやらなきゃだな…で、エアライフル、釣りは「やりたい!」でやる、とりあえず今はこんなでやってる。
つかサーフィンも釣りもハイキングも狩猟も俺のアウトドアは「地球と、自然と一体になりたい!一体感を得たい!ちゃんとその一部でいたい!」を求めてたら今現在にいたるってだけでこの先どうなるかもよくわからないけど最近狩猟で思った事を書いてみた。
うんで、やっぱり大きな四つ足は捌くの大変よ!1人でやるのはほんっとに大変、やっぱり鳥が楽だわ…と。
今期こそはヤマドリ獲りたい!
まあ、獲れずにずーっと言ってそうだけど、と。
そんな事を思いながらハンモックに横たわりこれを書く。
今後もたまにはブログ書くか。と。
あ、イノシシの写真は血だらけなので白黒にしといた、皆びっくりしちゃうから。