2018年3月29日木曜日

南へ part3 軽くギア紹介

雑にギア紹介するヌーです。

いきなりいきます。


バックパックはトレイルバムのサンプル。
そんでキューベンのライナー(zpacks)


左からグレートコッシーマウンテンのコッシルシェルター、Borah gearのビビィ、使わないけど一応ペグと浜で寝る時は細引き多め(ペグ代わりに石つかったり、枝結んで埋めたり)一応T’s stoveのside-b、焚火缶、縦に半分に切ったエマージェンシーシート。


Highland Designsのミニモキルト。↑これは旧型だけど、新しいの潜らせてもらったけど新しいやつヤバイ・・
更に軽くて暖かくて広い・・・いいやつ新しく作らないでよ・・・欲しくなるから。
そんで定番、間違いない、山と道のマット、ミニマリストパッド。細くカットしてさらにミニマム。今実測したら45g・・・・・笑けてくる。なのに寝られる。

あとはナノパフ、キャプ1、山と道5ポケッツショーツ、ウールT、ウールボクサー、Zpacksのカッパ、靴はカスケーディア、ポールはレキのカーボンなどなど。
浄水器はスーパーデリオス、プラティパス2リットル。
などなど

釣り道具は


竿はTULALA ポルタメント73s イヌクシュク、海外シマノ ビーストマスター。
リールはペンのスラマー3の4500とバトル5000。
普段は使わないグローブはハンドランディングの為とジャングル歩き用。

ルアー
ちょいデカめ用
左側
サーフェスクルーザー     
ブルポップ       
トビペン
小ムラポップ

右側
ファルコン160
ファルコン160
K-ten
アスリート貫通
チャムツゥイッチャー


オカズ用↑
ショアラインシャイナー
バッハ マッスルショット
Face70 チャムツゥイッチャー
D-contact85
フィードポッパー120
ブリット
D-contact72と63

ざっとこんな感じ。


2018年3月28日水曜日

南へ part2

やっぱり記憶の熱いうちに書こっかな、つって頑張ってみる。
あ、ヌーです。

3/19 
日が上がる前に目が覚める。6時前、「竿を振れ!」と誰かに言われてる気がする。いつもは起きてまずコーヒーなのに一口だけ水を飲んで、薄暗い中竿を振り始める。少し離れたとこにタープを張る相棒はまだ寝ている。ここは少し湾のようになっていて反対側のリーフ近くまで様子をみながらいろいろ試す。うっすらと明るくなりはじめる。
キャンプとは湾を挟んで反対側のリーフとビーチの切れ目で事件は起こった。
水深10mちょいあるかな位のリーフと砂地の切れ目辺りに俺の投げるポッパーが着水。
細か目のアクションでザシュザシュザシュっ♪
イメージは軽めのポッピング+ドッグウォーク、たまに派手めのポップでバシュを織り込む。
「ヌワーンっ」ルアーの後ろがもじる。
次のアクションで水柱が立つ「ザバッ!」
合わせを入れると同時にアホみたいな勢いでドラグが出る!
「やばい・・・これオカズ用の弱いタックルだ・・・」PE2.5 リーダー60lb
ドラグが止まらない。タックルが弱いため弱気になり、魚は弱ることなくどこまでも糸を出して行ってしまうんではないか?と不安になる。
「やばい・・・が、とにかく目の前にあるリーフに糸を擦って切らないようにしよう、よし砂浜へ行くんだ!」っとドラグを少しだけ締めながら砂浜へ走る。
「まじか・・・ぜんぜん止まらない・・ドラグ締めたのに勢いが変わらない・・」
糸はどんどん出ていく。
今まであげてきた50cmや60cmのヒラアジの引きではない、その1.5倍以上はあるんではなかろうか?
スプールに軽く手を当てハンドドラグをかける。
竿は大きく曲がっている。TULALA Portament73s 信頼している竿だがこの魚を相手には弱いか?
「いや、いける!」問題はラインか・・・
そんなことを頭の中で考えてると一定の早いスピードで出ていた糸がさらにスピードを上げた。
「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
「やばい・・・」
ラインはまだまだあるが、一気にスピードを上げドラグ音が早くなったことにビックリしてビビってハンドドラグを強くかけてしまう。
「プツッ・・・」
切れた・・・
糸を回収するとノットの結束部から切れたっぽい。
おかず用のラインシステムはオルブライトの変形で結束していた・・・
「まじか・・・あいつルアー持っていってしまった・・・」
「生きられるかな・・?外れて欲しい、ルアー・・・生きててくれ!生きてくれ!ごめん・・・」
釣りあげられなかったことより、獲って食うか、獲ってリリースできなかったことに申し訳無さや後悔や反省で泣きそうになる・・・生きてくれ・・・
ビビってハンドドラグ強くかけたこと、常にFGノットを使用していなかったこと、後悔しかない・・
肩を落としキャンプに戻る。
落ち着くために火を起こし、コーヒーをすする。
相棒が起きてきた。
一部始終を話し
「俺多分あいつが今回のピークで、獲るべき相手だった気がする、魚への申し訳無さと後悔でいっぱいだわ」
相棒が
「今日これから行く所は大物がいるはず、そのための練習と言ってはあれだけど、その魚のおかげで大物がかかっても次は落ち着いてファイトできるんじゃない?」と
コーヒー飲み、朝飯食いながら気持ちを今回の目的の場所での釣りにシフトしていく。
が心のモヤモヤは取れない・・・
目的の釣りへの準備を始める。
もっと強い竿
強いライン
でかいルアー達
軽食と水

潮が引き始めたのを合図にキャンプはそのままにして出発。
行くのに一時間半、リーフの上をキャンプ地に向かい戻りながら釣り1時間強、帰り1時間かなと予想。
まだリーフの上は歩けないので岩を越え越え目的地へと向かう。
途中大きな滝で全身水を浴びる、禊、洗体、モヤモヤ気分消し。
真水はやはり気持ちがいい。
気分が少し良くなった。
ここらへん、と決めていた場所に着くがまだ引きが足らずリーフの上には立てない。
潮がいい感じに引くまでの間に軽食、コンビニで買っておいた小さなマヨネーズを相棒に半分あげて「飲む」w 疲れを感じていたのでこれは効いた、マヨネーズw
軽く食って、一服。
タックルを用意する。FGノットを組むが形に納得いかず、もう一度組む。
「よし、完璧だ。さーかかってこい!」
潮もいい感じに引き釣り始める。膝下位までは下がってきたここからさらにスネくらいまでは下がるだろう。
ここは今までいた場所よりも生命感が強い、足元をカスミアジやウツボなどが逃げていく。
波がある・・・波が来ると腹まで濡れる・・波に持って行かれそうになるのでエッジのギリギリには怖くて立てない。

常に波に注意しながらキャストを続けながらキャンプ地方向にポイントをずらしていく。
でかいポッパーやらペンシルやらミノーを投げるが全く反応がない。
少しサイズを小さくして投げ続ける。
潮が引ききって、止まり、そして上げに入ってからアタリがコツンっと、針にはかからない・・・
ルアーのサイズが小さい方が反応があるようだ、ベイトが小さいのか?120mm-130mmのルアーには反応する。少し移動すると確実なアタリ、そして合わせを!・・・・バレた・・・
実質1時間ちょいやったら潮が上げてリーフのエッジでの釣りはできなくなった・・・・
おわた。はぁ、おわた。

キャンプに戻る。
力が抜けてなんもやる気しねー

夜はオカズも獲らずにありモノで済ます。
はぁ、明日もやりたけど午後から荒れる雨予報。
明日帰るか・・・人里へ。
焚き火しながら二人で反省会。
一口スピリタスやけ酒w
速攻効いてコロンと寝ちゃう。

3/20

またもや「おいっ!竿を振れ」と目が覚める。
そして竿を振る。
一投目にしてヒット。どうやら120mm位の方が釣れるようだ。
あまり大きな魚ではないので寝ぼけながらも気持ちに余裕。
竿は大きく曲がっている。


オニヒラアジ。こいつが今回の最大魚・・・この倍のやつ狙ってたんだけども・・・
その後相棒と釣りしていると相棒が足元を見つめていた。目をやると、なんと!!

昨日持っていかれたルアーが波に打ち上げられていた!!針が伸びまくっていたけど、結束部から切れたリーダーとともに戻ってきた!!
「あぁ、神様ありがとう!あの魚を生かさせて、もっともっと長生きさせてください!ありがとう」
デカイのが釣れるよりも嬉しかった。まじ。

シェルターを片付け、荷造り。
来た道を戻る。
が途中潮が多くて渡れない箇所にぶつかる・・・今まで引いてる時リーフの上を歩いていたから気が付かなかった・・
2階建ての屋根位、俺のキライな怖い高さ・・・
左から巻いて様子を見に行くが裏にはロープがかっているものの信用できないしデカイバックパック背負いながらの降下は危険と判断。荷だけを下ろすロープもない。
「引くまで、釣りする?」とお気楽判断。
相棒に大きなカスミアジのチェイスがあったが俺は小さいミーバイのみw
森側に桑の実を見つけ相棒を呼ぶ。
止まらないフレッシュな食い物(笑)
普段ならいい感じに熟した甘いのが美味しく感じるが、今は酸っぱい少し色の薄いやつがめちゃくちゃ美味しく感じる。うまい、ありがと自然。
そんなんしてたら潮も引き、ジャングル越えて、バッタバッタとかっ飛ばして人里へ。のつもりがもう1つ難所が出てきた、こちらはクラックに手突っ込んでみたりクライミング遊びしながら越える。落ちても海だから怖くない(笑) うんでバッタバターと歩く。
道路についた途端、雨&強風。
傘が裏返る。
ビッショビショの体のまま宿へ。
やさしいねーちゃんの受付を済ませ、速攻風呂。湯船があって助かった。
反省会&晩飯&ビール。
そりゃ寝る。

3/21
レンタカーして、俺達のボスに会いに行くが不在。宿をとり、車で釣り。
ちゃっかり淡水でも釣る。
マングローブジャック小

オオクチユゴイ

これでこの島での釣りはお終い。
島のボスの所で大晩餐会。
こいつが最高美味かった、ここ数年で一番美味い食い物とキンキンっのビール。
あざっす!

3/22~26
相棒と別れ、沖縄本島へ。
キャンプ仲間達と合流。
二人の師匠達に遊んでもらう。
釣りも含め遊びの師匠の船で釣り。
↓こいつはセリに出るw

翌日は釣りと船のもう一人の師匠たちと昼遊びからの健康的夜遊び






 

ここは本当に最高な所、師匠達、仲間、海。今回はまた輪が広がったし。
沢山お世話になりましたみなさんあざっす!
からの観光。たまにはいい、てかすげー楽しかった。場所じゃなく行った相手達がおもろかった。
次は勝連城跡にも遊びに行きまーすっ!

あそこと、本島でおもっきり、歩いて、釣って、食べて、飲んで、笑って、感じてきた。
お腹いっぱい。
遊びすぎて羽田の駐車場で自分の車どこ止めたか忘れて探すこと40分・・・(笑)

顔と足と腕の皮が脱皮中ですがもうバタバタ働いております・・・がまた数日空きそう。
波乗りでもいくかなぁw
















  


2018年3月27日火曜日

南へ

お久しぶりです、ヌーです。
僕は生きています、死ぬまで生きています。
当たり前の事を偉そうに言ってみます。
なぜか書くことを忘れていたブログを書いてみたりします。
君の事は忘れられないのに…忘れちゃうのねブログ、つって♪

ここ数年恒例になってきた南の島へ行ってきた。
今回狙うはGT(ロウニンアジ)釣り人の夢の魚であり、俺の目標でもある。しかも歩いて行って、陸から獲る!(船にしろって話しあるけど、ハイカーでもある俺はそうしたいのです)なので今回はほぼほぼ釣り話・・・歩いてるし、へばりついたり登ったりもしてるけど・・・まぁ興味ない人も時間潰しにどーぞm(_ _)m

3/17
島に上陸、北海道の日高で途中から合流した「釣歩日記」編集者の相棒と今回も島で合流。
ビスカスが咲き誇ってやがる。
飛行機降りてから見かけるかわいこちゃん達もリゾート服で咲き誇ってやがる。
どーせかんけーねーけど・・・どーせ人のいない所へ行くだけだし・・・おっさんだし・・グスン。

なぜこの日かというと、この日か翌日かな?大潮なのよ。大潮の干潮でないとリーフのエッジに立って釣りすることができない&干潮で出たリーフの上をガシガシ歩ける、干潮じゃないと岩登ったり降りたり、飛んだり跳ねたり、クライミングしたりしなきゃなんだよね。さらーに、4月もいいけど少し暑い、5月は暑いしチケットが高くなる…うんで3月の大潮を選んだわけ。
仕事暇だったら4月もいこうかなぁ(笑)働けっ!って話・・・

羽田の寒さに比べたら雲の泥だけど、暑くはなく歩くにはちょうどいい天候、薄曇り。羽田から大移動のままダイレクトに歩き始める。
さてっ!行くか!と潮が引き始めて歩けるリーフの上をガッシガシ歩く。多分時速4kmちょい位のペース。

時々とる休憩は必ず靴下を脱ぐ、蒸れるとかの次元じゃなく四六時中濡れてるから、マメできないように足に呼吸をさせるw
時々見つける事のできるシャコ貝は獲らず…今年も俺には神々しすぎて獲ることができないw 

干潮は2時半頃。昼過ぎに歩き始めて4時ちょいにはリーフの上が歩きづらくなる、くるぶしより上に水がくるとまあまあ辛くなって脛の深さだと抵抗があって疲れる・・・
この先はリーフが切れ込み泳がないと渡れないポイント、泳ぐのが面倒、もしくはリスク回避したい人はジャングルな山を登りリーフの反対へ行くルートがある。日も傾いてきた。山へ入る直前のビーチで相棒と会議。「進む?やめる?釣りしちゃう?」「釣りしちゃおっか!」(笑)我慢できず。
水は補給してあるし、寝るスペースもある。寝床を作るの怠ってまず竿を取り出すダメ人間二人。
潮があげ始めてるので浅いリーフの上しかルアーは引けないけど、ここは「あそこ」。魚の数が半端ない。ミーバイのチェイス、よくわかんないイサキっぽい魚釣ったあとオニヒラアジがバイト。ドラグもほとんど出ずに二人で食べるのに丁度良いサイズが釣れる
落ちゆく夕日、竿振る相棒。

その間にオニヒラアジをお刺身に。


寝床を作り火を起こす、スピリタスぶっかけて点火w 粉わさびと醤油で。頭と骨はマース煮、海水を真水で割ってアラをぶちこんで煮るだけ。アルファ米と刺身と汁。最高の飯を日暮れとともに。疲れた体に染み込む染み込む。毎度の事のように肉体労働の疲れといきなりのガシガシ歩き、疲れないわけはない。でも釣りは別腹w
たまに頭を出す海ガメを見てると闇に包まれる。口内水割りのスピリタスによる心地よい酔いと疲れの為、波音を聞きながら俊足で寝落ち。

3/18
早朝勝手に目が覚める、自然の中で寝ると何故かそうなる。今日は天気が良さそうだ。
朝マズメは竿を振らずに火を起こしてコーヒーだけ楽しんで出発。
歩いてる最中バナナをみつけたので取って食べたけど、種アリの野生化バナナ。不味い・・・
あれ?あれ?このへんだよなぁ?難所を抜けるルートの山への入り口が見当たらず行っては戻り入り口探す・・・あっ、あった。通りすぎてました。この島は海岸線から山に入ろうとするとアダンと呼ばれるトゲトゲ植物が「お前は入るなっ!」と邪魔をする。ちなみにアダンは食べられる部分が少しある、さらに実はヤシガニのご飯。それはさておきチクチクと刺されながら山に突入、いてーっつーの!急斜面ジャングルを踏み跡追って登る。まぁ経験者ならば迷うことも少ないかな、経験者なら・・・
汗が出て背中がビッショリだが、長袖、長ズボン、グローブはとれない。虫やらハブやらいるかんね。稜線に出ると風があり気持ちいい。下りに入るが疲れてるし、急いではないのでペースが上がらない、つか上げない(笑) 途中顔面に吊り下がってた毛虫が当たりそうになるが瞬時に手で払う。植物、動物、虫やらに詳しい相棒に落ちた毛虫を見せると「あっ、これ毒」・・・グローブさまさま。
海岸線に降りる。そこから目的地まではゆーっくり行っても2時間位。ゆーっくりと行く。
途中で潮が引き始めリーフが顔を出す。ん?我慢?しません。手が勝手にケースから竿を出し始めるw
今回はGT用に300gまで投げられる竿、PE4号270m位巻けるリールと、60gまで、PE3号300m,換スプールにはPE2.5号のオカズ獲り用のタックルとそれなりのルアー達を持ち込んだ(最後にタックルとかギアリスト書くつもり)。GT用のタックルを持ちリーフの際に立ちデカイポッパーやらペンシルを投げ倒す、が反応は無し。重めのジグミノーに変えるとイケカツオが釣れる。アイメークばっちりだが食うとこ少なそうなのでリリース。
その後沈黙。道具をしまい、水場で水を汲み、ベースキャンプを作る。
予定は明日ここから釣具と最低限の荷物だけ持って釣れそうなポイントまで潮の引いてるあいだに歩いて行って引いてるあいだに釣りをしてGT釣って、引いてるあいだに戻ってくる。約四時間の勝負。
とらぬ狸のなんちゃら。

潮の上げたキャンプ前のリーフとビーチの間でカスミアジだかナンヨウカイワリだかを獲りマース煮(こいつは長~いアニサキスがビローンっと二匹出てきた気持ち悪る(笑)、相棒の採ってきた貝のバター&ごまあぶら炒めとアルファ米とパスタ。
フレーズドライのパスタってなかなかウマイのね知んなかった、特にペペロンチーノ。やけに腹へってたのか大食い。スピリタスの口内水割りを一口飲んで雲の隙間から見える星をチラ見しながら眠りにつく。明日は釣れるかなぁ?

早速書いてみたけど、いきなり忙しく仕事してるし、旅の片付けも終わってないので、今日はここまで。
続きはすぐ!そのうち・・たぶん。いや、すぐ書く。
それにしても誰もいないとこ最高だな、まじ。