2013年12月15日日曜日

ハントレー~ハミルトン~テ クウィチ

この町Te Kuiti に着く日
そりゃーもー辛かった(ToT)

どうも ヌーです
本当は凄くシャイな ヌーです
ハイカーの友達が前に言ってました
アパラチアントレイルを歩くハイカーから沢山のアンケートをとった人がいるみたいで 
その結果
スルーハイカーの七~八割以上が
実は内向的性格の人なんだってさ
(●´ω`●)
はいっ ただの報告です

では テアラロアの話
ボルタレンのクリーム塗りまくって
シンスプリント気味 完治!
つって ハントレーの町を出る
増水中のワイカト川の橋を渡りトレイルへ つってもロードね(-.-)
この川ニュージーランドで一番長いとか 
ハントレーで山と道の夏目さんから情報を頂く もう少し頑張れば トレイルは良くなりそう(^o^)と
モチベーション あがりました
あざーすm(_ _)m
40km弱 1日ででかい町ハミルトンへ
町まで最後の数キロ 親指立ててないのに また車が止まってくれる
俺もう決めました 親指無しの車 なら 乗ってもいいルールに!
何回もいままで断ってきたけど
馬鹿らしいロード だし
親切 裏切るのやだし
でもトレイルから町への補給そしてトレイルへ戻る このシチュエーション以外はヒッチハイクは自らはしない!と ね
これがテアラロアの全ての工程を歩く人の少ない理由だな この国民の優しさがそうさせるんだな
全部歩きで通すハイカーはレアだと
あるスルーハイカーのホームページに書いてあった意味がワカル

この日の朝から 6000km以上俺と共に歩いたタイメックスの腕時計が壊れる 生活防水ってシャワー一緒に浴びてちゃだめなの? 時計店の人にそう言われた(>。<)相棒が壊れた
しかし物はいつか壊れます
思い出は 壊れない
と 同じ時計探すが売ってない 歩き疲れました 町に…
しかも 6時にはほとんどの店が閉まる(-.-)
俺が子供の時そうだったな~東京だったけど 閉まってたな
7-11が来るまでは…
はいっ!昭和!
しゃーないから タイメックスのデジタルの時計(100m防水)のを買うが
ヤッパリ アナログがいいなー
ウェリントン行けばうってるかなー? まあいいけども

ここハミルトンのパックパッカーズで六人のTAハイカーに会う
女率高し2人位 かわいいかも(-.-)
ペース全然違うから 会わないのかな~もう ゼロ沢山取って 帳尻合わせて あれっ!?的なの狙う?!

それにしてもドミトリー ヤッパリ疲れるはー(-.-)隣のドイツの若者ガンジャくいまくって これが現実だと抜かしてやがる それは逃げですm(_ _)m ハーブは趣向品です
あしからず

みんなより早く1人町を出る
道路歩き 町中の公園は広くとても気持ちがいい 水鳥達も可愛いし
町の中にはテアラロアのサインがちゃんとある!いいねー

酒屋見つけて酒を買う 寝付きの為にね(^^)

そんでトレイルへこのあたりトレイルが数十kmとやっと長くなってきた
(^_^)b そのトレイルの少し入った所にキャンプのマーク そこでキャンプ
そこには 9年生(13~14才)の子達と先生方総勢30人位かな
うるさそうだなーと思いつつ
先生に話しかけられ キャンプする事にする

さすがラグビーの国!子供達楽しそうにラグビー または 焚き火の周りで歌♪ 興味ありげな子供達が寄ってきて話する 明日から2ヶ月半休みらしい(-.-)ながっ!
俺のクッカー見てビックリしてる子もいる なにそれ?!って
皆棒持ってるから 何に使うの?って聞くと 暗くなったら川でウナギ捕るんだってさ! 

おじさんは早めの就寝
てか ツェルト 張ってるそばから結露(>。<)何気に湿度ある 汗半端なくかくし バックパックは一度洗ったのに すでに くせーし(ToT)

次の日 約40kmのトレイル キャンプ禁止 どうやって歩けと?
シカトしてキャンプする
なんか久々にハイクした感じ 満足する
川も今までと違って透明で冷たいしね そう言えばここらから トラウト居るらしい でもフライのみ限定なのでできなかったけどね(>。<)

次の日 朝 寝袋仕舞おうと袋を手にする
手の甲に虫の感触
クモ!
反射的に振り落とす
ケツが丸い
赤では無いけど 灰色の菱形模様
毒グモと 判定 勝手にね
そして また殺生 ごめんな
したくて殺してるわけじゃないんだ
毒が…ねm(_ _)m

初めてのちゃんとしたハット(山小屋)水道、シンク、ベッド
家だなこりゃ
管理してるDOCとテアラロアのTATどういう関係かしんないけど
こんな立派な山小屋いらねーよ!
箱に避雷針 後はただ平らなところと水情報 これだけあれば十分だよ
別に家に寝たい訳じゃねーし
これに金使うなら トレイル整備しろやっ! マークとか 草刈りとか
ボケーっ!! と 言いたい放題言わせて貰います そんだけ トレイルがメチャクチャなので ね(^^)

トレイルがダートロードへ
そしてまたトレイルへ
マークに従って進む
鬱蒼とした森てかジャングル
涼しい
けどね あるマークの後 次のマークが見当たらない 
踏み跡は獣道程度にいくつかある
全ての踏み跡を最後のマークを中心に調べて見る 草や蔦や木を掻き分けながら小一時間
見つかりません 手足は草により傷だらけ 背中には何やら沢山入ってチクチク イラついて諦める
セイッ!っと ハイキングポールで草をなぎ倒す 怒りにまかせて
ごめんな 草 怒りを押さえきれなくてm(_ _)m

ダートロードに戻りかなりの遠回りだけどダートロードで進む(同じ所に出る)

そしてまたトレイルへ
ここは牧場つまりは私有地
そして
またマークがなくなる
クソだな!また探すこと小一時間
ない 諦める
ロード歩きを選択(同じ所に出る)
このあたり トレイルノートには
マーク無しGPS必要!とね
これトレイルなのかな?
アメリカの見通しのいい山ならまだしもGPSあったって…

道路歩き 昼過ぎ 暑い!半端なく
暑い!
傘さすが傘の裏から 地面から容赦ない(ToT) 色の濃いアスファルトを踏むと 俺の履いてるカスケーディア8の靴跡がキレイに残る 
「溶けてやがる、早すぎたんだ」(ナウシカより抜粋) 

途中吹き溜まりにポプラの綿毛?
すげーたまってる かき氷に見える
食べたい はぁー 食べたい
水も残り少なく 口呼吸を控える

耐える事数キロ 水の流れる音が!
そこは私有地 フェンスが(>。<)
でも 背に腹はかえられん!
乗り越え 水ゲッツ 冷たい 頭からかぶる 神様 ありがとうございます 生き返った!

道路からトレイルへのマークを発見
でも また裏切られたら 多分心折れる
そのまま確実に町まで行ける道路歩きをチョイス 
なんなんだ?!これトレイルか?!
こんなん やめちまおうか とか頭をよぎるが どうせ暇なので歩き続けますけどね(-.-)

そして テ クイチ と言うまちへ
てか この 「テ」 ザ と同じらしい 聞いた話ですけど 

着いた日が土曜日 モーテルは埋まってて…
仕方なくキャンプ場へ
身体はボロボロです たった数日のセクションで…
ロスト てか マークレス 精神的に疲れます(ToT)

キャンプ場でベッキーをもっと外人寄りにした可愛いドイツの子とキッチンでお話 彼女はワーキングホリデーできてて 少し前はホテルで掃除のバイトしてたんだってさ 物価がたかいので 給料もいいの?って聞いたら
国の規定する最低賃金$14~15だってさ 高級取りだわ!
そんでね 私の彼氏が~…へぇ(-.-)
チャンチャン♪

次の日てか 今日 全身がバキバキ
とても歩ける身体じゃないので
無事取れたモーテルでゼロ!!
ダラダラと過ごします
次の区間は5日間見てます
次の町は約1000km地点!!

亡くなったハイカーで作家の加藤氏がある本に書いていた
ロングトレイルは 長編小説だ と
まさに そうだと思います
PCT は東野圭吾の小説をスピード感と共に読み切った感じ ストーリーも面白かった
今PCTを思うと PCTの「P」はパーフェクトのPではなかろうか と

そして テアラロア ソローの「森の生活」を読んでいるかのような…
なかなか 読み切る人がいなくて有名な名作 部分を切り取って読むといいような…
でも 皆言います これから面白くなるんだって!!と

期待して歩き続けます 
どうせ 暇だし(-.-)

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