2014年1月10日金曜日

ブルズ~パルマーストーンノース~ワイカナエ~パエカカリキ

どうもヌーです
ヌーブラって…

テアラロアの話
いやーっ!やっと 
やっと ハイクしたなーって 感じ
1600km歩いて やっと(-.-)

ブルズを出て パルマーストーンノースへ この町 少しでかい
けど 広がってて コンパクトにまとまってはいない 歩きには辛い町

バックパッカーズに泊まる
オジーとオバーの経営する
猫がいて 可愛い♪ 触ってないのに ノドならして やってくる

このまちで食料補給 5日分
夕方 スコールみたいな降り方の雨

天気予報では この先数日 雨100%(>。<) まあ 平気っしょっ
って 
翌日 町を出る 午前中は曇り
どうにかもってくれた

途中 ジェフに会い 一緒に歩く
彼は数年前にATを歩いている
そして 去年PCTその流れのままTA
そんでこのままCDT狙ってる
らしい(^o^)

夕方6時頃 川の近くに平なスペース発見 ここまで来る間 平な所なかったので この先も怪しい
キャンプする

ツェルトを張った途端 雨 いやー
ラッキーだね!と この先に起こる事も知らずに(-.-)

翌朝 小便ついでに 川をチェック
オーーーーーノーーーーー!!
もれなく増水中!
昨日見えてた70cm位の岩が 水で隠れております(ToT) 無理だ

雨は降り続いております

停滞決定

しかもキャンプしてる所も怪しい
周りをみると ここまで水が来た形跡は無い
しかし 万が一がある
それが 自然です
少し高台に移動 キャンプ出来ないことは無い と言うレベルの場所
でも 仕方ない
一番安全な道を選ぶ
だから 今まで生きてこれてる
(^_^)b

この日はずーっと ツェルトの中
スマホの中の本を読む
森村誠一 正義の証明 上下巻
800ページ 
登場人物多くて バカな俺はたまに大変 でもね 日頃俺が世間に対して思ってる疑問が 描かれており
感慨深く読む

食料5日分補給した といいつつ 実は6日か7日は行ける
我慢すれば多分8日~

補給地で食料が残ってなかったら
そのハイクは失敗だ!と言う哲学

今まで残ってなかった事は無い
道具を軽くしても
命は軽く見てはいけない(^_-)

そして翌日
雨は上がり 水も元々の高さだ!
この日から天気予報は晴れ続きの予報
よし 行ける!

と 出発
でも トレイルは 
上は枝や草で ワッサワサ
下は泥で ヌップヌプ
剛毛の手マンかっ!
(女子は読まなかった事にして下さいm(_ _)m)

渡渉五万回

途中 マークが無く 分かり辛い

リビンと言う町へジェフは降りる
俺はそのままトレイルへ
途中で別れる

別れた地点でこの日は既に30km歩いてた
さらに そこから10km歩くとハットがある そこを目指す

これが辛かった(>。<)
つらけりゃ 途中でキャンプするか
なんて思ってたんだけど
水場がない 持ってる水では足りない 最悪トレイルの泥を絞れば水はある でも 頑張れば ハットに綺麗な雨水がある
普通 後者選ぶでしょ?(^_^)b

ヒーヒーいいながら 永遠登り
どうにかハットへ

てかね 足 晴れてようが 必ず濡れます
乾いてたのはいつの事やら カヤック終わって ゼロ取った日だけだわ
その前も ずーっと 濡れてた(>。<)
歩けば 雨か渡渉か泥か草についた水滴か
必ず濡れます

はぁー乾いた足で歩きたいな~

ハットは16人泊まれるのに俺1人
濡れてた物をすべて干す

翌朝 ユックリとコーヒー飲んで出発

森林限界の上に出る!
っても高度1400m~ 緯度のせいかね?
天気はどうにか晴れてる感じ
最高だぜーーーーー!!
景色がヤバい!

下の方には 川が見える 釣れそう
ブッシュかき分け 降りるか?
いや 食料の量が…降りるのメンチーし と 諦める

遠くに滝がいくつか見える
荘厳? 字あってる?

景色良いけど アップダウンがハンパない 8時間歩いて19kmしか歩いてない
たまに手も使わなきゃ行けないような所もある

しかーし! 景色がいい(既出)
森林限界上はもちろん
森に入ったら コケの森
妖精いそう まじ

夕方4時 天気が怪しくなりはじめる 風が強い 雲がサドル部を駆け抜ける 

そのサドルの下にハットあり

とりあえずハットへ
入った途端 雨 気温もいくらか低い
次のハットまで8km位か
うち森林限界上が5km稜線歩き
風が強すぎる 今までのスピードを考えても 歩き続けるのは危険だ
風的に時間的に

ハット内に薪ストーブがあったので
火をたく

このニコルズハットに宿泊決定
6人泊まれるが また1人ジメ

ノンビリ夕食 ハット内にあった雑誌見たり

深夜 雨足は強まり 風も吹き荒れる たまに ハットが揺れる
ハットの存在する意味を知る

翌朝どうにかの曇り
風は昨日より少し強い

トレイルノートには強風 雨 ハットに停滞せよ とある

うーん どうするか?
行けるか? 
今まで
アメリカのトレイル5000km以上歩いて アルパインの経験も少しだけある しかし俺は山屋ではない
あくまでもハイカーだ
その経験は判断を下すに乏しい
うーん

こういう時は 心に聞く
心がダメと言えば俺には危険
イイと言えば 俺でも行けるはず
今までの自然の遊びで得た感覚かもしれない サーフィンがそうなんだよね まさに

心は行けると言う

よし 行こう!

決めたら 全力を出す
出さないと ひどい目にあう
これも サーフィンから学んだ

この場合 急ぐのではなく
一歩一歩を確実に集中して強風に飛ばされないように 歩くという事

カッパを途中で着るのは大変だから
フル装備で出発

ストックを普段より10cmほど短くし 前傾で脇をしめて膝を曲げ
重心を低く 身体を小さくし 風に飛ばされないように 歩く

数カ所切り立った所もあった

常に全神経を飛ばされないように集中 耳は音を聞く 大きな風音のすぐ後には 突風がくる
しゃがんでストックを風下へ
突風に備える

雨が降り始める 真横に
頬を叩く

森林限界上は5kmだ 頑張れ!

途中風をかわす岩陰などで 一瞬休む 身体の力を抜く しかし集中力は抜かない

どうにか 森の中へ

とりあえず 一服 
はぁー やばかったなー
でも 生きてますな 俺
心の言った通りだ

そこからは少し気楽に歩く
コケの森

木々の種類がかわる
だいぶ標高降りたなとわかる

そして天気も晴れる
川に出る!
竿を出す さっきまでの緊張も忘れて(^^)

オタキリバー いそう

いそうな所を打ちまくる
ルアーは俺の一軍
スミス Dコンタクト 普段日本で使うのよりワンサイズ大きなやつ

打ちまくるが 出ない いないのか?

うーん と
今まで打った所を角度を変えながら
移動しながら打つ

出る! 茶色い ブラウントラウトか? しかし 針にはかからない(-.-)

また移動して打つ 
出る!! 今度のは確実に食い気の立った奴だ! 浅瀬まで追っかけてきて ガブッと
ヒット!
浅瀬でかかってきたので 主導権は俺のまま アッサリ上がる
35cmブラウンかな?的なレインボー?

リリースしてもう少し粘る 川幅は広く 深みもかなりの深さだ
深みを引くと
追ってきた!
ヤバい!
こいつ!
デカい!
60cm越えだ!
食えっ!
食えっ!

プイッ… 

もう一度投げる

また追ってくる!
…プイッ…

こういう奴 食わないんだよなー
諦める(ToT)

プロはこれを食わさせる事ができるらしい スイッチを入れられるらしい…
その壁は高いなー 
俺にはスイッチが見当たらない

満足して竿を仕舞う

しばらくするとハットが
中にはkiwiのハイカーが2人
話しながら 休憩を取る

彼らはコケの森を
「ゴブリンフォレスト」と呼んでいた なるほどね まじ出てきそうだもんね

次のハットまで 惰性で歩く

夕方早めにつく
また1人ジメだ

いや 正確に言うと 沢山のネズミが 深夜バタバタと…1人では…
なかった(>。<)

翌日 また気持ちのよいトレイルを歩く
エリザベス女王二世?だかの土地を歩く
いいなー 女王様って 二世って?

俺も山欲しいなー川付の(●´ω`●)

なんて歩くと ワイカナエって町につく 4時前に

食料は後1日行けた うん 合格

でも 腹減ってたのかな?
日本サイズのLピザ 生地厚め
ツナ缶
タマゴサラダ
コールスロー
ネクタリン二個
ステーキパイ
チョコレート
食す
いつもより チョイ多め

ここでゼロとる予定だったけど
Wi-Fiないので 一泊のみ
だって ダラダラ横になりながらネットしたいの あたち
一応もう1日分だけ食料たして
洗濯やら なんやら

テレビ見てダラダラと

翌日 ここからウェリントンまで
町を繋ぎ歩く
と言う事は キャンプできない
宿泊施設を繋ぎ歩く
パエカカリキと言う町にホリデーパークがある 20km先
余裕だ

ワイカナエは駅がある ウェリントン すぐなんだろーなー
乗っちまうか? どうせビーチとロードだろ?

いやいや TA walkerだろ 俺!
と町を出る
それがね 結構気持ちよい Walk Wayだった そこから ビーチ

向かいにはでかい島

島とビーチの間に鳥達が無数にいる
それは その下に小魚が さらにその下にデカいのが 居ることを示す

いくつかのボートがそれを狙ってる

あーーーいいなーーー!
釣りたいなー!

と思いながら 歩く

そして昼過ぎ パエカカリキ着
ホリデーパークに入る
ツェルト張るの 面倒くさくて
てか 山の中でのキャンプは大好きだけど 町中と言うか こんな所で… って感じで キャビン泊

横になりながらこれを書く

早くて明後日 遅くても明明後日
ウェリントンだーーー!
北島 コンプリート!
とりあえずそれを目指す!

この区間 やっと ハイクしたなーって感じした! 1600km歩いてやっとね(-.-)
自然に翻弄されたり
魚釣れたり
最高だぜーーーーー!!

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